「都市伝説一覧」犯罪、事件、裁判、法律に関する都市伝説
- 猫レンジ
- 米国で、濡れた猫を電子レンジで乾かそうとして死なせてしまった人物が、「取扱説明書に『ペットを乾かす為に使ってはいけない』と明記しなかったメーカーの責任」と訴え、勝訴して莫大な賠償金を得た、というもの。
- 「訴訟大国アメリカ」を揶揄する際によく使われるが、日本弁護士連合会・消費者問題副委員長が米国弁護士協会に照会したところ、「そのような判例は聞いた事が無い」との回答を得た
[朝日新聞1991年10月26日号掲載:「PL法を考える」より]。尚、米国ではこのような注意書きは存在しないが、英国では実際に書かれている。
- この話は『焼きたて!!ジャぱん』、『さよなら絶望先生』でもネタにされた。
- カナダでは強盗に入った13〜15歳の少年が実際に猫を電子レンジに入れて殺害したという事件が、また2007年5月にはテキサス州で精神障害を持つ男が生後2カ月の娘を電子レンジで加熱し、大火傷を負わせるといった事件が起きている。
- コーヒーで火傷して3億円訴訟
- 「マクドナルド・コーヒー事件」を参照の事。
- 後ろの男
- 女性が車を運転していると不審な車に後をつけられる。怖くなった彼女が速度を上げると不審車も速度を上げてくるではないか。意を決した彼女が車を止め、後続車の運転手を問い詰めると男は言った。「あなたの車の後部座席に不審な人が乗っている。あなたは危ないところだったんだ」。
- テロリストのお礼
- 親切に接した外国人から、「当分は○○(鉄道や飛行機)に乗らない方が良い」と告げられる。後日テロ事件が発生し、その実行犯が件の外国人であった、というもの。地名・施設名が挙げられ、「当分は○○に行かない方が良い」と言われるバージョンもある。
- テロやそれに類する事件が起こる度に形を変えて流布される傾向にあり、「外国人」が「オウム信者」、「北朝鮮の工作員」等に置き換えられる場合もある。
- オウム真理教による一連の事件が報道されていた頃には、「○月○日に○○で信者が事件を起こす」、「水道水に毒を混入する」等の噂が相次いで流布された結果、実際に警察による厳重な警備が行われるなど社会問題にまで発展した。
- オウム・サリン事件の闇
- 北朝鮮工作員がサリン事件に使用されたサリンの製造に関与していたというもの
。サリンは海外から持ち込まれたものと合わせて、現在も日本に秘匿されているという説もある[『朝鮮半島最後の陰謀』 李鍾植, 幻冬舎 ISBN 978-4344013230]
- 公安OBが「限りなく事実に近い」と述べ、アメリカ国務省の極東担当者も「ほぼ間違いのない事実だ」と顔を曇らせたとの記述
。
- 消えた我が子
- 遊園地で迷子になった娘を探していると、トイレから短髪の子供を抱いた男が出てきた。その子が娘と同じ靴を履いている事に気づき、逃げる男を捕まえてみたら、その子供は髪を切られた我が娘であった。男は臓器密売人で娘に男の子の服を着せて誘拐し、臓器を売ろうとしていたのである、というもの。野沢尚の小説『リミット』に、同様の手口で犯行を重ねる臓器密売目的の誘拐犯が登場する。
- 当たり屋グループ
- 「当たり屋グループにご注意を」という趣旨の文章とともに、車のナンバーが列挙(殆どが架空ナンバー)されている怪文書が1985年頃から流通し続けている。
- 橘あゆみ
- チェーンメールによって広まった、強姦事件の被害者だとされる名前。同名のキャラクターが、ゲーム『ファミコン探偵倶楽部』に登場するが、関連性は不明。
- 黒いキューピー人形
- 女手ひとつで赤ちゃんを育てていた母親が一人で外出した際、不幸にも事故死し、身元不明の無縁仏とされてしまう。
- 数ヶ月後、家賃督促の為、部屋を訪れた大家が見つけたものは黒いキューピー人形。だがよく見るとそれは、ハエやゴキブリがたかり黒く見えた、変わり果てた赤ちゃんの姿だった。
- ベッドの下の男
- ルームメイトの死
- ルームメイトが殺人鬼によって殺されたのを知らずに翌朝までその部屋で過ごす、というもの。
- 逆探知
- アメリカを舞台とする都市伝説。ある女性宛のイタズラ電話が次第にエスカレートしていき、ついには殺人を仄めかすようになる。怖くなった女性が電話で警察に相談すると「次に掛かってきた時に逆探知をする。しっかり施錠をして誰も家に入れるな。家にいる限りは安心だ。」と言う。女性が電話を切ると、すぐまた殺人予告の電話が掛かってきた。女性がその電話を切ると、今度は警察から先程とは打って変わって焦った口調の電話が。「早く家から出て!犯人はお宅の二階から電話を掛けています」。
- 1970年代に流行し、二階にいた子供が惨殺される、ベビーシッターが主人公、等のパターンや、ルームメイトの死のエピソードが織り込まれた派生も存在する。
- M資金
- 秘密裏に運用されている巨大ブラックマネーが存在する、というもの。第二次世界大戦以降、詐欺事件の口上に利用された例も多く、小説等でも題材とされている古典的都市伝説である。同様の話として山下財宝があり、マルタ騎士団、フリーメイソンと関連付けられる場合もある。
- 赤マント
- 赤いマントの誘拐犯が少女を暴行して殺すというもの。
- サンチアゴ航空513便事件
- 1989年10月12日にブラジルのの空港に、35年前に西ドイツを飛び立ち行方不明となっていた飛行機が突如現れて着陸したが、乗客乗員全員が白骨化していた、というもの。同様の話としてソ連の飛行場に白骨死体の乗ったナチスドイツの戦闘機が着陸したというものもある。これらは逆バミューダ現象だとされる事が多い
- フィラデルフィア計画
- マンハッタン計画と並行して行われたとされる。米国では未来へタイムスリップするストーリーとして映画化もされた(『フィラデルフィア・エクスペリメント』)。
- 怖い道路標識
- 「歩行者専用」の道路標識は、子供を誘拐する犯人の姿を元にデザインされた、というもの。
- 多重債務者はマグロ漁船に乗せられる
- マグロ漁従事者は高給なので、債権者が負債者を強制的に乗船させ働かせるという噂。実際に従事するには、遠洋マグロ漁船乗船資格を始めとする資格・免許の取得や知識・技術の習得(水産高校卒業資格等)が必要で、何ら資格や技術のない素人を従事させる事はまず不可能である。また最近では外国人労働者が従事するケースが増え賃金が下がっており、債権回収の手段としては非現実・非効率的であると言えよう。
- 但しこれらは債権者が法を遵守するという前提での話であり、非合法手段で無資格者を従事させる事はあり得るとの説もある。また非合法な回収手段として、生命保険をかけて海へ突き落とし殺害するという噂もあるが、現在に至るまで摘発例はない。
- しかし債権者が「マグロ漁船に乗せるぞ」と負債者を脅迫し逮捕された例や、実際に乗せようとしたが、旅券取得に失敗した為、未遂で逮捕された例はある。
- 漫画『マグロ一本釣り伝説 じょっぱれ瞬!』はこの話を基にしたと思われる内容。
- 偽の警察官
- 殺人事件の聞き込みに来る警官が真犯人であり、訪問を受けた目撃者がテレビニュースでそれを知る、というもの。
- 外国航路船の簡易便所
- 遠洋漁船や外国貨物船の甲板隅に簡易便所として設けられた極狭空間に、拉致して来た女性を監禁し、航海中に船員がかわるがわる凌辱した挙句、最後は海に廃棄する、というもの。北芝健が著書で実話として紹介している。
- 中国奥地の達者(だるま)
- 拉致された日本人が両手両足を切断され見世物にされる、というもの。だるま女と呼ばれる女性が闇ルートで売買されているというものもある。
- 忽然と客の消えるブティック
- ブティックの試着室に入った客が次々と行方不明になる、というもの。その後の行方には諸説あるが、中国奥地の達者等の人身売買話につながる場合が多い。
- フランスの「オルレアンの噂」と呼ばれる似た話が元になったものか。
- 漫画『シティーハンター』の第1巻に同様の話がある。
- スナッフフィルム
- 実際の殺人の様子が収められた映像が裏社会で流通している、というもの。
- 悪魔の密輸
- 赤ん坊の腹を切り、中に麻薬を詰め込んで密輸する、というもの。『ワシントン・ポスト』がこの噂を事実だと誤認して1985年3月25日に新聞に掲載し、3月30日に訂正した。
- ダン・シモンズの小説『Song of Kali』には、密輸目的の為、主人公の子供が殺害される描写がある。また2000年代に欧州で、犬の腹部にコカインを隠して持ち込もうとした事件があった。
- 車道男(シャドウマン)
- 謎の男が、アイスバーン状態の車道のセンターライン上をスケート選手並の速度で駆け抜け、すれ違う車や通行人を大声で驚かす、というもの。帯広市に出現するとされる。また、二人存在する説もある。
- 三億円事件の真実
- 犯人は警察幹部の息子だった、というもの。父親が犯人を青酸カリで殺した、と続く場合もある。
- 事件自体が新左翼のアジトを一斉捜査する為に公安警察により仕組まれたもの、という説もある。事実、近辺ではローラー作戦と呼ばれる全世帯に対する聞き込み捜査が行われ、多くの過激派アジトが摘発されている。
- 胎児を殺すと殺人罪
- 刑法上では堕胎罪となる。
- 胎児を法律上人間とみなすか否かは刑法・民法で判断体系が異なり、判例も多種多様である(人の始期の項目参照)。日本の民法では生きている限りは人間とみなされ、胎児の段階で遺産も受け取れる。
- 死ななかった死刑囚は釈放
- 明治5年、絞首刑執行後に蘇生した人物が、司法省を通じ太政官正院より放免と原籍編入を指示された実話が形を変えて流布したものか。
[死刑の話]
- 1984年12月、ジョージア州で、電気椅子による放電が6分間行われたものの死に至らず、さらに20分間再放電されて執行完了となった事例や、1983年7月、イランで絞首刑執行後20分経過しても死なかった死刑囚を、1度刑を科したら再度は出来ないイスラム法に基づき放免したとされる事例、1884年、絞首台の落とし戸が3度も開かなかった英国の男が減刑され22年後に出所した事例
[河合修治訳「殺人紳士録」中央アート出版]等が元ネタの可能性もある。
誰か昭和を想わざる 昭和ラプソディ(昭和59年・下)。
- 太田蘭三著『白の処刑』を原作とした「無実の罪で死刑に処せられた男が生き延びた為に密かに釈放され、復讐を果たす」という2時間ドラマが三浦友和主演で製作された。また元死刑囚監房掃夫によるノンフィクション『そして、死刑は執行された』(合田士郎著 恒友出版)には、この噂に最後の望みを託し、その真偽を監房掃夫に問う死刑囚の姿が描写されている。また同書には、昭和40年代の宮城刑務所では、執行後に医師が毒薬や空気を注射し、蘇生しないよう処置していたとの記述もある
[同書は、実際にはその刑務所にいなかった死刑囚の執行が描写されているという、信憑性に関する重大な問題点があり、法務省も「合田士郎なる人物は存在しない」と否定している。これらの真偽のは不明で、都市伝説が新たな都市伝説を生み出した例と言えよう。]。
- 汚物ばらまき事件
- 既存店舗の意を受けた者が、排泄物等をばらまきパチンコ店等の新規開店を妨害する、というもの。
- 具体的な被害店舗名をあげて語られる事が多いが、この様な行為は犯罪(威力業務妨害・器物破損等)であり、実際に起こっていれば、そのインパクトも相まって大きく報道されるはずだが、多くの場合は文字通り「噂止まり」である。
- 嫌がらせとして風俗店にバキュームカーを乗り付けて汚物を店内に噴射した事件は実際に発生しており、泉麻人の『B級ニュース図鑑』(新潮文庫、1990年)でも新聞記事を引用し紹介されている。
- ラストダンスは私の部屋で
- 何が撮られているか解らないビデオテープを見てみると、どこかの部屋で男が踊っている。面白かったので、友人達にも見せたところ、一人の女の子が青ざめこう言った。「これ、私の部屋だ…」。
- テレビドラマ『踊る大捜査線』の第5話「彼女の悲鳴が聞こえない」に同様のシーンがある。
- 墾田永年私財法は現在でも有効
- 詳細不明。明示的に廃止された形跡がない事を根拠とする冗談と思われる。
- 日本の近代土地所有権は明治政府による官民有区分や下戻処分によって創設され、それが民法上の所有権になったとの考え方が多数説である。



ダウンタウン伝説
08:59
「都市伝説一覧」ってどう思う?
台中政治問題は皆の死因なので、法医学部に勉学する。スペイン文学に自分の夢を見つけたんだ。
投稿者:市村慧芳