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都市伝説一覧 就職、試験等に関する都市伝説






個性的な回答で面接に合格・不合格
* サッポロビールの面接試験で、質問に対し無言で何も答えない学生に、面接官が「なぜずっと黙っているのか?」と聞くと学生は一言、「男は黙ってサッポロビール」(三船敏郎出演の同社CMの決め台詞)。この回答で彼は内定を得た、というもの。この話を聞いた他の学生が同じ事をしたが、「オリジナリティのない人間は不必要」と不採用になった、と続く場合も。河合塾の講師である川本和彦が、著書にこのエピソードを載せていたこともあり、長い間実話とされていたが、2005年2月に放映されたフジテレビ系列の番組『就職の神様』に出演した同社の人事部長はこの噂を否定した。
* 日産自動車の面接で「GNPとは?」と聞かれた学生が緊張の為答えられず、苦し紛れに「頑張れ・日産・パルサーです」と答えた。てっきり不合格だと思っていたら、後日内定通知が届いた、というもの。同じ問題で、うっかり「日産・プレリュード」と答えて不合格になったというバージョンもある(プレリュードはホンダの自動車。ちなみに当初は日産が商標権を持っており、のちにホンダの持っていた「サンタナ」と商標権を交換した)。なお、この話は様々な雑誌(『ジャンプ放送局』第8巻にも収録)や番組に体験談として投稿され、その都度盗作と指摘された。
* 面接中に両手を組んで親指を回す癖を始めた学生に面接官が苛立ち、「君はそれしかできないのか」とたしなめた。すると彼曰く、「いいえ、逆にも回せます」。結果、彼は内定をもらった、というもの。
* 面接官から「家業は何ですか」と聞かれた時、緊張の余り「か行」と間違え、「かきくけこ!」と言ってしまった学生が内定になった、というもの。この話はトーク番組『踊る!さんま御殿!!』で投稿ネタとして放送された。
* 製菓会社の面接で「当社のCMソングを歌って下さい」と言われた学生が「チョッコレート、チョッコレート、チョコレートは…」とまで歌ったところで退出を命じられた。彼が受けていた企業は森永製菓で、その学生は不合格となった、というもの。言うまでも無く、彼が歌ったのは明治製菓のCMソングだが、無理矢理「チョコレートは森永」と歌い切り、合格になるという派生もある。
* 同様に、松下電器の入社試験で東芝のCMソングを歌いかけてしまい、「光る♪…光るナショナル♪」と歌いきった強者の伝説もある。
* 航空会社の入社試験を受けた学生が「キーン」と言いながら両腕を広げ、旅客機の真似をしながら面接会場に入室した。「着陸許可を願います!」と言う学生に面接官曰く、「そのまま旋回しなさい」。やむなく彼は、両腕を広げたまま引き返し退室した、というもの。舞台は全日空とも日本航空とも言われている。
* 昭和60年代、三菱電機の集団面接で「当社提供のテレビ番組を答えなさい」という問いに、多くの学生は当時人気番組だった『テレビ探偵団』と答えたが、その中で『太陽にほえろ!』と答えた者だけが次の試験に進めた、というもの。
内定辞退の報復
* 複数の内定を得て、その中の一社に断りに出向いた学生を、企業の担当者が「まあ最後に食事でも」とレストランに誘う。注文された品が配膳されると、担当者は突然料理(コーヒーの場合も)を、学生の頭から浴びせかけ罵倒し「クリーニング代だ!」と、いくばくかの紙幣を投げつけた、というもの。就職活動が学生の「売り市場」だったバブル期によく語られ、この企業はなぜか野村證券とされる場合が多かった。怒った学生が担当者を殴り倒し、クリーニング代として渡された現金を「治療代だ」と突き返すパターンも存在する。中谷彰宏の著作『面接の達人』では「このような噂がいつまでも無くならないのはマイナスイメージを払拭しようとする企業努力を怠っているからだ」という企業へ対する苦言として記述されている。
* 内定辞退の挨拶に出向いたものの、担当者の翻意を懇願する熱意に負けた学生が、入社することにした。担当者は学生の気が変わらないうちにと、その場で他の企業に内定辞退の電話をさせた。全ての会社への電話を終えた学生に対し、担当者は先程とは打って変わり、「我が社をなめるなよ!!」と罵声を浴びせ、内定取消しを申し渡した、というもの。この企業も、なぜか野村證券とされる場合が多かった。
教授の愛したテスト
授業の出席率が極めて悪いことに立腹した教授が学生に一泡吹かせてやろうと一計を案じた。これまで毎年同じ問題を出題していた彼の新作は、「以下の写真の中から私の顔を選べ」で、教授の顔すら定かではないほどの怠慢な学生は大いに慌てた、というもの。大学名を具体的に示すエピソードも多い。また問題を退官する年だけ変更し、受験者全員が単位を落とした、いうものもある。
元ネタは『ショートショートの広場5』の「究極の試験問題」とされる。『週刊ストーリーランド』でも同様の話が放送された。
試験に出るカレーの作り方
難問に手も足も出ない学生が、やけくそでカレーの作り方を書いたところなぜか試験に受かった、というもの。
次の年に真似をした学生はあえなく不合格。理由を尋ねられ教授曰く「ジャガイモが入ってなかったから」。
1980年代の東大教養学部の理系向け哲学概論の教授は、講義中にカレーの調合について一席ぶつことで知られていた。教授は例年、「期末試験において、カレーの調合に言及した答案はAとする。ただし香辛料一つでも抜けた場合は不合格」と宣言していた。講義に登場する香辛料は数十種類ある為、本当に挑戦した学生がいたかどうかは不明。なお、70年代後半には既に周知の伝説であったとの説もある。
漫画『動物のお医者さん(単行本5巻71〜72P)や喬林知の『天にマのつく雪が舞う!』にも、答えが分からない時やレポートの枚数を稼ぐ為の埋め草の例として登場する。剣道の段位審査の学科試験でも同様の噂がある。
「答案として〜を書けば合格」「答案用紙の裏に〜(「柔道部」、「ラグビー部」などとされることが多い)を書けば合格」などの噂は全国の大学、特に教養課程科目に多数存在し、中には教授自らが合格あるいは加点を明言しているケースもあるとされる。酒井法子の写真を貼れば合格という噂もあった。また、2008年、慶應義塾中学普通部入学試験の理科の問題として、実際にカレーの作り方を問う問題が出題された。
私は誰でしょう?
試験時間終了後も延々と解答を続けていた学生に対し、監督官は時間切れ失格を言い渡す。慌てる様子も無く学生は聞いた。「ところであなたは僕のことを知ってますか?」。怒った監督官は「お前なんか知るものか!!」と答える。学生は「ならば!」と他の答案の中に自分の答案を混ぜ込み逃げ出した、というもの。
これは有名な小話で、『ユダヤ・ジョーク集』にはアイゼンハワーを怒らせた二等兵が同様のやり取りの末助かったという小編がある。



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投稿者:市村慧芳

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