歌曲(かきょく)は、クラシック音楽における独唱声楽曲(または小人数の重唱声楽曲)のジャンルの代表的なものである。特に18世紀後半から19世紀初頭にかけて確立し、ロマン派時代に興隆を迎えた。ドイツではリート(LiedあるいはKunstlied。複数形はリーダー)、フランスでは芸術歌曲をメロディ、通俗的なものをシャンソン(最も、両者にはどちらにも分類しうる中間層的なものが存在する。エリック・サティの一連の歌曲などがそうである。)、イタリアでは芸術歌曲をロマンツァ、通俗歌曲をカンツォーネ(こちらも中間層が存在する。フランチェスコ・パオロ・トスティなどがそうである)、イギリスではアート・ソング、などと呼ぶ。
宗教音楽としての声楽を含む楽曲、たとえばJ.S.バッハの独唱用教会カンタータなどはオーケストラ伴奏の歌曲であるともいえるが、ここでは扱わない。
また、オペラなどの大規模な楽曲の1曲としての声楽曲も歌曲と通常呼ばない。アリア、その他、その性格によって呼び分けている。