救急箱(きゅうきゅうばこ)とは、応急処置のために使用される薬品や医療器具を収納した箱のことである。
外箱の材質は、木製、金属製またはプラスティック製で、多くは取っ手の付いた持ち運びやすい形状が採られており、多くの救急箱の外装には、緑十字、赤十字のマークが描かれていて、一目で救急箱とわかるようになっていること多い。
家庭や事業所などで見られるものの多くは、常備薬や簡易な外科処置に必要最低限の内容を詰め合わせた救急箱のセットをそのまま買ってきたもので、これら一般販売されているものには、だいたい以下の項で記載されているような商品が詰め込まれている。これに対し個人の事情等を勘案して、適当な箱に店頭で任意の薬品を購入して詰め合わせ救急箱を構成している場合もある。
このように一般的な環境下で任意的に所持する場合の他、外部との接触が困難な状況下や危険が生じる可能性が高い状況下において、しばしば国家による所持を義務づける法令や、行政による公共施設等に対する指導が為されることがある。日本の場合、航空機という閉鎖的環境下では、医療品一式が入っている救急箱の所持が法令により義務づけられており航空法施行規則第150条より、事件、事故によって負傷者が出たときに早急な処置を行えるように、パトカーのトランクや白バイには救急箱が用意されている。ドイツ、オーストリアでは、国内にある車すべてに対し、救急箱の所持を義務づけている。在オーストリア大使館による安全の手引きまたインドの法令では、請負労働を行う際に請負人は救急箱を利用できる状態で所持しなければならないと規定している労働および職業能力開発関係法令-インド-アジア-各国・地域情報-。
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