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ヴァイオリン スル・ポンティチェロ、スル・タスト





スル・ポンティチェロ(sul ponticello:駒の上で)とは、駒のごく近くの部分の弦を弓で演奏することにより、通常よりも高次倍音が多く含まれる音を出し、軋んだような感覚を得る奏法である。ごく近くを指定するときは、アルト・スル・ポンティチェロ(alto sul ponticello:高い駒の上で)と言う。代表的な例では、ヴィヴァルディの有名なヴァイオリン協奏曲集四季の、「冬」の第2楽章に用いられる。
スル・タスト(sul tasto:指板の上で)とは、指板の上の部分の弦を弓で演奏することにより、通常よりも高次倍音を含まない音を出し、くぐもったような、あるいは柔らかく鈍いような感覚を得る奏法である。
どちらも現代音楽では普及された語法として多く用いられる。



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