ヴァイオリンソナタとは、通常ヴァイオリンとピアノの二重奏の演奏形態によるソナタを指す。ヴァイオリンのソロによるソナタは「無伴奏ヴァイオリンソナタ」と呼ばれる。ソナタの形態としては「ピアノソナタ」に次いで一般的な形態である。
古典派の時代にはヴァイオリンソナタはヴァイオリン助奏つきのピアノソナタでありピアノの比重が大きかったが、ロマン派の時代になるとヴァイオリンの比重が大きくなり、ヴァイオリンとピアノの対比と調和の妙が聴かせどころとなるようになった。ヴァイオリンは非常に華やかな音色で否応なしにピアノのそれに比べて遊離する。聴衆側にヴァイオリンが助奏でしかないと評価されるのは楽器の構造自体に理由があり合奏が難しい所以である。音響的な工夫など奏者には課題が多い。
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