ノーマン・フォスターの設計により2002年に完成
大ロンドンはシティ・オブ・ロンドンとシティ・オブ・ウェストミンスターを含む32の特別区により構成されている。大ロンドンのうち、シティおよび都心部の13区はインナーロンドン、その外縁部の19区はアウターロンドンとよばれる。大ロンドン全体を管轄する広域自治体として1965年に大ロンドン議会(Greater London Council)が発足したが、1986年にサッチャー政権の地方行政改革により廃止。大ロンドン議会が廃止されて以来各区は「ユニタリー」と呼ばれる状態にあり、カウンティレベルの行政組織として機能していた。ところが、ブレア政権下の住民投票によって大ロンドンは大ロンドン庁(Greater London Authority)として2000年に復活し、大ロンドンの市長は直接選挙で選出されるようになった。初代市長ケン・リヴィングストンはロンドンの主要な政策課題である公共の安全性の確保と交通問題に務めたが、2008年にボリス・ジョンソンとの選挙に敗れて、ジョンソンが2代目市長となった。シティは、中世から自治組織をもち、ロード・メイヤーとよばれるロンドン市長を選出してきたが、現在ではシティの「市長」は名誉職的なものになっている。
また、英国では伝統的に大聖堂(大寺院)がある町 (Town) を都市 (City) と呼称するが、シティ・オブ・ロンドンにはセント・ポール大聖堂、シティ・オブ・ウェストミンスターにはウェストミンスター寺院が存在する。他の大聖堂を有するサザークは16世紀からシティを名乗らず特別区を用いている。
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