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ラスボラ ミクロラスボラ属





学名の通り小型の種類が多い属で、軍事政権下にあるミャンマーに生息する種類が多く輸入が政治情勢に左右されるため、その存在が知られていながら長い間幻とされてきた種も少なくない。1999年に2種の新種が記載された。ミクロラスボラ・クボタイ (Microrasbora kubotai) 、ミクロラスボラ・ナナ (Microrasbora nana)である。従来はダニオ・エリスロミクロンもミクロラスボラ属に分類されていた。また、ミクロラスボラ・ハナビと言う通称で知られるCelestichthys margaritatus種のように、商業トレードにおいて実際の類縁関係に関わらず、所属不明の小型のコイの仲間に暫定的に付けられることが多い。


ミクロラスボラ・ルベスケンス
学名:Microrasbora rubescens
体長 3cm。ミャンマーのインレー湖に生息。学名は「バラ色の」という意味で、ピンクラスボラとも呼ばれる。なお、近年になって存在が確認された背部に緑色の発色のある個体群が、カラシンの仲間のカージナルテトラになぞらえて「アジアンカージナルラスボラ」と呼ばれる。
ミクロラスボラ・クボタイ
学名:Microrasbora kubotai
体長 3cm。メタリックグリーンの体色と背部のにじみ出るような青い発色が特徴の美しい魚。観賞魚としてはミクロラスボラ・ブルーネオンの名前で呼ばれることが多い。小種名に日本人の観賞魚シッパー(輸出業者)、久保田勝馬氏の名前が献名されていることでも知られる。繊細そうな外見に反し活発で気が強いが、環境の変化や水質悪化などのストレスに敏感な面がある。
ミクロラスボラ・ガテシィ
学名:Microrasbora gatesi
体長 3cm。ミクロラスボラ・クボタイに似た印象の種。ミクロラスボラ・パープルネオンとも。
ミクロラスボラ・ナナ
学名:Microrasbora nana
体長 2cm未満。非常に小型の種類で、背びれに黒い斑が入る。



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