「ラスボラ」 ボララス属
ボララス属 (Boraras) は、1993年に記載された新属で、5種が含まれる。成長しても体長が1 - 3 cm 前後の小型種が多く、コイ科で最も体長の小さいグループである。ボララス (Boraras) の名前は、ラスボラ (Rasbora) をひっくり返してつくられた。
- ボララス・マクラートゥス(マキュラトゥス)
- 学名:Boraras maculatus、英名:Dwarf rasbora、Pygmy rasbora、Spotted rasbora。
- 別名 ラスボラ・マクラータ(マキュラータ、マクラタ) (学名:Rasbora maculata)。1.5 - 2.5 cm 程度の種類。マレー半島からスマトラ島にかけて生息する。全身が赤く発色する。黒い斑点が、数箇所(側面中央部、尻ビレ付近、背ビレ前縁、尾ビレの根元など)に出る。かつてはラスボラ・カロクロマの幼魚と考えられていた時代もある。学名は、属名が女性名詞の Rasbora から男性名詞の Boraras に変わったのに伴い、種小名も語尾が女性形 maculata から男性形 maculatus に変えられた。
- ボララス・ウロフタルモイデス
- 学名:Boraras urophthalmoides、英名: Least rasbora、Exclamation-point rasbora。
- または、ラスボラ・ウロフタルモイデス、ボララス・ウロフタルマ、Boraras urophthalma。2 - 4 cm。マクラートゥス同様全身が赤く発色する。黒色斑のパターンはマクラートゥスに似るが、側面の中央部のものが大きく発達し、前後方向に伸びる線状になる。かつてはウロフタルモイデスとウロフタルマは別種として記載されていたが、のち同一種とされた。
- ボララス・ブリギッタエ(ブリジッタエ) :Boraras brigittae、英名:Mosquito rasbora。
- ラスボラ・ウロフタルマの亜種 Rasbora urophthalma brigittae であったが、ボララス属の記載と同時に、別種とされた。体長はウロフラルモイデスと同程度。ボルネオ島南部に生息する。
- ボララス・メラー
- 学名:Boraras merah。
- 別名 ラスボラ・メラー(学名: Rasbora merah)。体長 2 cm 程度。ボルネオ島南部に生息。黒色斑がマクラートゥスに似る。
- ボララス・ミクロス
- 学名:Boraras micros。
- ボララス属の登録とともに1993年に記載された新種であり、ラスボラ・ミクロスとは呼ばれない。体長は 1.5 cm 未満。黒色斑はマクラートゥスに似る。
ラスボラヘテロモルファの繁殖行動?
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