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ラスボラ トリゴノスティグマ属





トリゴノスティグマ属 Trigonostigma は、1999年に新属として記載され、4種がラスボラ属から移された。日本での通称としては、「トリゴノスティグマ」はまだほとんど使われておらず、ラスボラの名をつけて呼ばれている(2004年)。ラスボラ・ヘテロモルファとラスボラ・エスペイなどが有名。


ラスボラ・ヘテロモルファ
学名:Trigonostigma heteromorpha、英名:Harlequin rasbora、Red rasbora、Common rasbora。
学名 Rasbora heteromorphaとも。英名から、ハーレクイン・ラスボラハーレクインフィッシュと呼ばれることもある。ラスボラ類で最も流通量が多く、古くから流通したラスボラ類の代表種で、かつては単にラスボラといえば、この種を指した。体長 4.5 cm 程度。マレー半島スマトラ島などが原産地。体の後ろ半分に青黒い大きな斑紋があり、これがアクセントになっている。斑紋の形が三味線のバチの形に似ていることから、バチウオの別名もある。英名のハーレクインもこの斑紋のこと。黒色部以外、とくに鰭には赤からオレンジ色の光沢がある。バチの上部にブルーのラインが入るタイプと入らないタイプが見られる。また改良品種も作出されており、ヘテロモルファ・ゴールド、ヘテロモルファ・ブルー等が知られている。
ラスボラ・エスペイ
学名:Trigonostigma espei、英名:Lambchop rasbora。
学名 Rasbora espeiとも。かつては、ヘテロモルファの亜種 (Rasbora heteromorpha espei) として扱われていた。体長は 3 cm 程度。タイマレーシアインドネシア原産。水草の非常に繁茂したに生息する。ヘテロモルファよりもバチ型の黒色部の幅が狭く、体全体の赤 - オレンジ色の発色が強く美しい。ヘテロモルファよりも流通量が増えつつある。英名につけられたラムチョップは、黒色斑の形から。
ラスボラ・ヘンゲリ
学名:Trigonostigma hengeli、英名:Glowlight rasbora。
学名 Rasbora hengeliとも。体長 3 cm 程度。ボルネオ島、スマトラ島に分布。エスペイによく似ているが、赤 - オレンジ色の発色は体全体よりも黒色部に隣接した部位に線状に現れる。エスペイ同様、この種もヘテロモルファの亜種として扱う人もいる。
Trigonostigma somphongsi
学名:Trigonostigma somphongsi
学名 Rasbora somphongsiとも。タイ原産で、最大 2.5 cm 程度になるという。日本ではほぼ流通していない。バチ型の黒色部の幅がもっと狭く、線状になっている。



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