現存するレジス作品は、2つのミサ曲、7つのモテット、2つのロンドーのみである。ティンクトーリスなどの文人によって言及されているその他の作品は、失われていて現存しない。失われた作品の一つに、ミサ曲《いくさ人 Missa L'homme arm?》がある。これは分かっている限り、俗謡《ロム・アルメ》を定旋律とする循環ミサ曲としては最も古い例である。一方で、《ロム・アルメ》を定旋律とするもう一つのミサ曲( Missa l'homme arm? / Dum sacrum mysterium )は伝承されている。この曲は、「ロム・アルメ」に、3つの(当時の)既存の旋律を重ねているもので、対位法的な力作となっている。このようにレジスは、「ロム・アルメ」ミサを多数てがけたことが知られる、数少ない作曲家の一人であった。
レジスは初めて5声のための楽曲を作曲した作曲家であり、ジョスカンら次世代の作風を先取りしている。実際、レジスの5声のためのモテットは、ロイゼ・コンペールやジョスカン、ガスパル・ヴァン・ウェールベケ、ヤコブ・オブレヒトら後進作曲家によって、模範とされたり、あるいは定旋律として利用された。
フランドル楽派の作曲家
ルネサンスの作曲家
15世紀の音楽家
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