マメ科は、双子葉類綱離弁花類バラ目(新エングラー体系)またはマメ目に属する植物の分類の一つ。独特の花の形を持ち、豆状の果実と種子をつくることを特徴とする。
マメ科の植物は、葉が羽状複葉になるものが多い。また「就眠運動」をするものもある(これは夜になると葉柄や小葉の根元(葉枕)で折れ曲がり葉が閉じる性質である)。オジギソウでは触れただけで同じような運動を起こす。托葉があり、葉と同様に大きくなるもの(エンドウ)、蜜腺になるもの(ヤハズエンドウ)、とげになるもの(ハリエンジュ)などもある。蔓植物になるものも多く、茎が巻き付くものと葉先に巻きひげを発達させるものがある。
花は左右対称になる傾向がある。よく発達したものでは1枚の花びらがカヌーのような形になり、この中に雄しべと雌しべがおさまる。この花びらを竜骨弁という。雌しべは平らで、熟すると2つに割れ、中に1列におさまる種子を放出するものが多い。いわゆる「まめ」の形である。種子には胚乳はなく巨大な子葉が栄養分を蓄えている。
一部のマメ科植物は根に根粒菌という細菌が寄生し、根粒を作る。根粒菌は植物から栄養分をもらい、生活の場を提供して貰う代わりに大気中の窒素を植物にとって使いやすい硝酸塩に転換する。このため、マメ科の植物はやせている土地でも育つものが多い。
広義のマメ科(新エングラー体系、APG植物分類体系など)は、花の形態により次の3亜科に分類され、クロンキスト体系ではこれらを独立の科としている。
| マメ科 Fabaceae |
| 画像 : |ベニバナツメクサ Trifolium incarnatum |
| 生物 分類/マメ科 |
関連画像&動画 |