BEAは1956年7月に欧州域内の路線にビッカーズ バイカウントを就航させたが次世代の旅客機のためのコンセプトをイギリス国内の航空機メーカーに出した。短距離用に採用されたのはBAC 1-11であったが、中距離用にはブリストル 200、アブロ 740、ビッカース VC11といった機体案を抑えデハビランドのDH.121が1958年に選ばれ、これがトライデントの原型となった。DH.121は、最初の「三発ジェット機」であり、エンジンが1機故障した場合であっても離陸安全性を確保していると考えられ、またエンジンの装着方法と垂直尾翼がT-字翼が特徴的であった。
当初案ではロールス・ロイス製メッドウェイ エンジンを装着し航続距離3,330kmと2クラスで111席としていた。しかし、BEAはそれでは大きすぎるとして妥協して小さなサイズの機体を製作するとして1959年8月12日に正式契約したが、結果的にはこれが商業的失敗の原因になってしまう。
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