サーベルまたはセーバー(英語:sabre または saber)は、ヨーロッパの湾曲した片刃の刀である。
柄には大きな手甲がついており、指や手を保護している。
サーベルにはさまざまな長さのものがあるが、身に付けるときは常に腰から下げた鞘に収められている。
その起源はわかっておらず、ファルシオンやシミターのデザインを元にしたと思われる。
もともとは騎兵の武器として、それまでの直剣に変わって使われ始めた。時代を下ると、サーベルは多くの国の軍隊で軍刀として階級を示す記章ともなり、銃器が主流兵器となってからも精神的・装飾的な意味合いで携帯され続けた。今日の軍隊でも儀礼用のサーベルが使用されている。
日本の陸海軍でも、昭和期に太刀型へ改められるまではサーベル型(刀身は日本刀)の軍刀が用いられており、儀礼刀としてのサーベルは自衛隊でも使用されている。
また19世紀から20世紀初頭にかけて、いくつかの警察でも使用されたが、のちに人道的な理由で徐々に警棒などに置き換えられた。日本では第二次世界大戦後のことである。
このサーベルから派生した武器が、夏季オリンピックの競技の一つであるフェンシングにおいてサーブルの名前で使われている。
また、現代では、カラーガードの踊りの小道具としても使用されている。
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