アニメ本編ではモビルスーツの装甲素材名称は一切登場していない。
アニメ『機動戦士ガンダム』におけるRX-78ガンダムは当時のロボットアニメの主流だったスーパーロボット的な演出の名残により、ザクIIのマシンガン攻撃を一切受け付けない圧倒的防御力が描かれている。ルナチタニウム合金の設定はガンダムによって生み出された「リアリティ重視のロボットアニメ」の風潮の中、主役ロボットだけが際立って強い根拠として、後付で設定された。「チタニウム」という実在の物質を名称としたのも、従来のアニメロボットのほとんどが架空の物質による装甲(例えば『マジンガーZ』の超合金Zは「ジャパニウム」なる架空の物質で構成されている)を採用していることに対する差別化であろう。
最初の続編である『機動戦士Ζガンダム』においてはかつてのガンダムを構成していた物質を「ガンダリウム合金」と呼ぶなど、名称においては過去のスーパーロボットアニメ的な要素を取り戻しているが、この時代におけるガンダリウム合金は敵味方の全ての陣営のモビルスーツで採用されるありふれた装甲材とされており、ガンダムといえどもRX-78のような際立った防御力は見せなくなった。
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