カースト(英語: caste)19世紀までの英語綴りは cast であった。、あるいはカースト制、カースト制度は、ヒンドゥー教にまつわる身分制度である。紀元前13世紀頃に、アーリア人のインド支配に伴い、バラモン教の一部としてヴァルナの枠組みがつくられた。現実の内婚集団であるジャーティもカースト制度に含めている。ヴァルナは基本的にはバラモン・クシャトリア・ヴァイシャ・シュードラの4つの身分に分けられるが、その中でさらに細かく分類される。また、インドだけでなく、ネパールにも独特のカーストが存在した。ネパールのカーストは民族と結びついているので複雑である。
カーストという単語はもとポルトガル語で「血統」を表す語「カスタ」(casta) である。ラテン語の「カストゥス」(castus)(純粋なもの、混ざってはならないもの。転じて純血)に起源をもつ藤井(2007)。そこからインドにおける種々の社会集団と、その構造をあらわす言葉になった。
インド以外で宗教的裏付けのない身分制度も「カースト」の名で示される場合がある。UNICEFでは、「世系による差別」をカーストとして表記し、これが存在する国として、アジアの国々(インド・スリランカ・バングラディッシュ・日本)とアフリカを挙げている。UNICEFは、この差別が世界の250千万人に影響を及ぼしていると推計しているDiscrimination, UNICEF。
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