シャリーア( Shari'a)は、イスラーム教における宗教に基づく法体系世俗法的規定も含むため、単なる宗教法という説明は不正確。非ムスリムからはイスラーム法、イスラーム聖法などとも呼ばれる。
シャリーアは宗教によって定められる法ではあるが、その内容は宗教的規定にとどまらず民法、刑法、訴訟法、行政法、支配者論、国家論、国際法、戦争法にまでおよぶ幅広いものである。シャリーアのうち主に宗教に関わる部分をイバーダート(儀礼的規範)、世俗的生活に関わる部分をムアーマラート(法的規範)と称する。イバーダートは個々人と神との関係を規定した垂直的な規範、ムアーマラートは社会における諸個人間の関係を規定した水平的な規範と位置づけられる。
また、ウンマ(イスラーム共同体)は、伝統的イスラームに於いてこのシャリーアの理念の地上的表現としての意味を持つとされる。
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