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アントニン・ドヴォルザーク 四重奏曲






ピアノ四重奏曲第1番 ニ長調 作品23、B.53
作曲1875年、初演1880年ベルリン
ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 作品87、B.162
作曲1889年、初演1890年プラハ
パガテル 作品47,B.79
作曲1878年、初演1879年プラハ、ヴァイオリン2・チェロ1・ハルモニウム(またはピアノ)1

ドヴォルザークには全部で14曲の弦楽四重奏曲があるが、現在よく耳にするのは第8番以降の7曲である。これ以前の作品には、シューベルト、ワーグナー、ベートーヴェン、スメタナといった先人の強い影響が感じられ、習作の域を脱しきれないもどかしさがつきまとうが、第8番以降の作品にはドヴォルザーク自身の強い個性と意志が込められている。

弦楽四重奏曲第1番 イ長調 B.8
作曲1862年、初演1862年プラハ
弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 B.17
作曲1870年?
弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 B.18
作曲1870年?
弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 B.19
作曲1870年?
弦楽四重奏曲第5番 ヘ短調 作品9、B.37
作曲1873年、初演1930年プラハ
弦楽四重奏曲第6番 イ短調 作品12、B.40
作曲1873年
弦楽四重奏曲第7番 イ短調 作品16、B.45
作曲1874年、初演1874年プラハ。L.プロハスカに献呈
弦楽四重奏曲第8番 ホ長調 作品80、B.57
1876年1月から2月にかけて作曲された。ドヴォルザークはこの前年の9月に長女を亡くしており、その深い悲しみの影がこの作品に独特な翳りを与えている。初演は1889年4月4日にロンドンで行われた演奏会であったろうと推測されている。
弦楽四重奏曲第9番 ニ短調 作品34、B.75
1877年12月の作品。出版社ジムロックを紹介してくれた恩人ブラームスに献呈するために作曲された作品であり、引き締まった構成にブラームスの作品を研究した後がうかがわれる。また、スラブ民謡の要素がそこここに見られる点も興味深い。1882年2月27日にフェルディナント・ラハナーらによって演奏されたのが初演であったと推測される。
弦楽四重奏曲10番 変ホ長調 作品51、B.92
当時有名な弦楽四重奏団であったフローレンス四重奏団の主催者ヤン・ベッカーからの「スラヴ的な弦楽四重奏曲」を書いてほしいとの依頼に応えて1878年12月から79年3月に作曲された作品。注文通りスラヴ情緒が横溢する作品である。1879年7月29日ベルリンのヨアヒム邸で開かれた私的な演奏会で初演された。
弦楽四重奏曲第11番 ハ長調 作品61、B.121
ヘルメスベルガー四重奏団からの依頼に応えて作曲された作品で、1881年11月10日に完成している。初演は、ヘルメスベルガー四重奏団がウィーンで行う予定であったが、リング劇場の火事によりキャンセルされ、1882年11月にベルリンでヨアヒム四重奏団によって行われた。ウィーンでの演奏を念頭に置いて作曲されたため、ボヘミア的な要素は抑えられ、ドヴォルザークらしさという点では一歩引いた作品となっている。
弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 作品96、B.179 『アメリカ』 (The American)
1893年の作品。1894年1月1日ボストンにて初演。
弦楽四重奏曲第13番 ト長調 作品106、B.192
1895年にアメリカから帰国したドヴォルザークが約半年の休養を経て書かれた作品で、1895年11月から12月にかけて作曲された。初演は1896年10月9日、プラハでチェコ弦楽四重奏団により行われた。故郷に帰ったくつろいだ感覚に満ちた作品で音楽評論家のクラップハムはこの作品の前半2つの楽章について「彼の室内楽曲の中で最もすばらしい」と賞賛している。
弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 作品105、B.193
アメリカ滞在中に着手され、チェコに帰国した後1895年12月30日に完成した。第13番同様、祖国への愛情が凝縮された作品である。
弦楽四重奏のための『糸杉』 (Cyp?i?e) B.152
歌曲集『糸杉』B.11から12曲を1887年に編曲したもの。



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クーベリック/ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 「新世界」より
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