「アルミニウム」化学的性質
アルミニウムは両性金属で、酸にもアルカリにも溶解する。アルカリ性の水溶液では、以下の反応によって水が還元されて水素を発生する。
- 6 OH− + 2 Al + 6 H2O → 6 OH− + 2 Al(OH)3 + 3 H2
ただし、生成する水酸化アルミニウムの溶解度積 ([Al3+][OH−]3) は 1.92 × 10−32 であり、ほとんど水に溶解しない。したがって、薄いアルカリでは皮膜が発生して反応が止まる。しかし、強アルカリ条件では水酸化アルミニウムが次式によって水溶性のアルミン酸を形成するため、反応は表面のみでなく内部まで進行する。
- OH− + Al(OH)3 + 2 H2O → [Al(OH)4(H2O)2]−
したがってアルミニウムと強塩基水溶液との反応はこれらの式を合わせて以下のようになる。
- 2 Al + 10 H2O + 2 OH− → 2 [Al(OH)4(H2O)2]− + 3 H2
NMIのアルミニウムセパレータ : DigInfo
01:45
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