1788年、アメリカ合衆国憲法の制定により、合衆国大統領に外交の権限が付与された。1789年7月21日、合衆国上下両院は外務省 (Department of Foreign Affairs) の設立法案を可決。ジョージ・ワシントン大統領は7月27日これに署名し成立、外務省が新憲法下における初の連邦機関となった。同年9月、追加立法により省名を国務省 (Department of State) に変更し、様々な内政の任務を割り当てた。合衆国造幣局の運営、合衆国国璽の管理、統計調査などである。これらの内政任務の大半はその後、19世紀に設立された他の省庁に引き継がれ、外交に関する任務だけが残余した。現在では他国における外務省とほとんど変わらないけれども、外交のみならず通商や国家行事なども担当することがあり、通常の外務省よりもその管掌範囲は広い。また、国務省の長である国務長官はアメリカ合衆国政府の首席閣僚であり、大統領に次ぐ強大な権限を持っている。
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