戦前の日本においては、女子の場合10代で結婚し家庭に入ることはごく普通のことであったが、戦後においては適齢期の男性が多数戦死したことや、女性の社会進出等により結婚年齢は上昇して行った。しかしそれに反して高度成長期に入った1960年代後半ごろは栄養水準の向上による早熟化や、マスコミによる性情報の氾濫、さらに欧米を中心とした性の解放の風潮に影響され、ティーンエイジャーの性への関心が低年齢化して行き、両者のギャップを埋め合わすかのように、本作や「おさな妻」(1970年 原作:富島健夫、東京12チャンネル(現・テレビ東京)でドラマ化、大映で映画化)、「ハレンチ学園」(1968年 原作:永井豪、1970年に東京12チャンネルでドラマ化、日活で映画化)といった既成の性のモラルを挑発的に捉えた作品が登場し、注目を集めることになった。
これらの作品の中でもとりわけ本作は、高校教師と女生徒が秘密で結婚をしているために常に騒動に巻き込まれるという状況設定がスリリングかつ斬新であり、シチュエーション・コメディの要素を取り入れたラブコメディという画期的なスタイルによって最高の話題と人気を博した。
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